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パキスタン辺境警備部隊の拠点を反政府イスラム勢力が占拠

  • 2008年01月16日 23:29 発信地:ワナ/パキスタン
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2008年1月16日、パキスタンのラワルピンディ(Rawalpindi)で、選挙ポスターが掲げられた道路を通勤する人々。(c)AFP/Farooq NAEEM

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【1月16日 AFP】パキスタンのアフガニスタン国境付近で16日、パキスタン辺境警備部隊の拠点を反政府イスラム武装勢力数百人が占拠した。激しい戦闘が発生し、パキスタン側の兵士7人、反政府勢力約50人が死亡した。同日パキスタン軍が発表した。

 関係者によるとさらに兵士20人が行方不明になっている。占拠された拠点があるのは、アフガニスタン国境に近い部族地域、南ワジリスタン(South Waziristan)地区の街Sararogha。軍の情報筋によると明け方、ロケットランチャーで武装した反政府勢力が建物の壁を爆破し、拠点に侵入したという。
 
 同地区は、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)とのつながりが疑われる部族長、バイトゥッラー・メフスード(Baitullah Mehsud)司令官の本拠地といわれている。パキスタン政府はベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相の暗殺の首謀者は同司令官だと非難している。

 パキスタン軍の最高広報責任者Athar Abbas少将は、拠点に駐在していた兵士42人のうち15人が脱出し別の基地に事態を報告した。残りの兵士たちの安否は不明だが、破壊された拠点に戻ったとの情報もある。

 2月18日に総選挙を控えるパキスタンで、今回の衝突は治安の悪化を浮き彫りにする形になった。総選挙は当初1月に実施される予定だったが、ブット氏暗殺を受けて国内に広がった混乱を避けるため延期された。(c)AFP

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