
【1月15日 AFP】2008年米大統領選挙の民主党候補、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員は14日、黒人票獲得を目指しニューヨーク(New York)で遊説した。
クリントン氏はマンハッタン(Manhattan)で開催された警備業界で働くアフリカ系米国人労働者の集会に出席し、「正義を日々高らかに唱えるあなた方にはキング牧師の精神が宿っている」などと語りかけ、集会参加者と黒人公民権運動家マーティン・ルーサー・キング(Martin Luther King)牧師を称賛した。
クリントン氏は前週のテレビ番組で「キング牧師の夢は、リンドン・ジョンソン(Lyndon Johnson)大統領が1964年に公民権法(Civil Rights Act)を制定したことにより実現した」と発言。これについて、黒人系指導者層の間で「公民権法制定へのキング牧師の貢献を軽視している」との反発が広がり、ライバルのバラク・オバマ(Barack Obama)陣営も「キング牧師を中傷する発言だ」と非難していた。
これに対しクリントン氏は13日、「オバマ陣営は発言の内容を意図的にゆがめている」と反論。人種絡みの発言をめぐり選挙戦は泥沼化している。
26日には黒人有権者が多い南部のサウスカロライナ(South Carolina)州で予備選挙が行われる。クリントン氏はもともと黒人有権者に人気があるが、初の黒人大統領を狙うオバマ氏の人気も根強い。今回の発言もあり、クリントン氏は同州で苦戦を強いられそうだ。(c)AFP
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