2008年1月10日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)ラマラ(Ramallah)の議長府でマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長(左から2人目)の歓待を受けるジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領(左)。(c)AFP/MANDEL NGAN
【1月10日 AFP】中東を歴訪中のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は日程2日目の10日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)ラマラ(Ramallah)に到着した。霧のため大統領を乗せたヘリコプターが離陸できず、陸路でのラマラ入りとなった。同日、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長と会談する。
ブッシュ氏が2001年に大統領に就任して以来、西岸を訪れるのは初めてで、現職の米大統領によるパレスチナ自治区訪問も史上わずか2人目。
当初は大統領専用ヘリコプター「マリーン・ワン(Marine One)」でのラマラ入りが予定されていたが、エルサレム(Jerusalem)からラマラまで車列による移動となった。
アッバス議長はラマラの議長府ムカタ(Muqata)内で、ブッシュ大統領を歓待した。両者は握手と温かい抱擁を交わした後、儀仗隊(ぎじょうたい)の間を会談へと向かった。しかし、パレスチナ自治区を訪問した外国高官が外交儀礼として通例訪れるムカタ内の故ヤセル・アラファト(Yasser Arafat)議長の墓所には立ち寄らなかった。
故アラファト議長は2004年11月に亡くなったが、2000年の第2次インティファーダに始まったパレスチナ側の蜂起激化に対する報復としてイスラエル軍が議長府を包囲し、亡くなるまでの2年間、議長府内に幽閉された状態だった。(c)AFP