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立憲君主制へ前進、ブータンで初の議会選挙

  • 2008年01月01日 01:05 発信地:サルパン/ブータン
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2007年12月31日、ブータンのPhuentisiling選挙区の投票所に投票カードを持って向かう女性。(c)AFP/Diptendu DUTTA

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【1月1日 AFP】絶対君主制から立憲君主制への移行を目指しているヒマラヤ(Himalaya)山脈にある王国ブータンで31日、初の議会選挙となる国民評議会(上院)選の投票が行われた。

 選挙管理委員会によると、投票は順調に行われ、高い投票率が見込まれるという。

 25人の定員のうち今回の選挙で15人を選出、1月下旬に再び投票が行われ、5人を選ぶ。残りの5人は国王が指名する。同国で初めて電子投票が導入された。選挙結果は1日にも明らかになると見られる。

 今回の選挙は、ジグミ・シンゲ・ワンチュク(Jigme Singye Wangchuck)前国王が進めた劇的な権力移譲を象徴する出来事だ。ワンチュク前国王は2006年12月、憲法の制定と直接選挙の実施に向け、長男の皇太子、ジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク(Jigme Khesar Namgyel Wangchuck)現国王に譲位。100年にわたって続いた王政からの移行の始まりとなった。

 ブータン国民の中には、迫りくる変化に不安をおぼえる人も少なくない。ある高齢の僧侶は「正直なところ、私たちは王制の継続を希望している。しかし民主主義への移行は国王が決断され、主導なさったことなので、新しい制度がうまくいくよう祈るばかりだ」と語った。

 選管の発表では、今回の上院選では15の選挙区に41人が立候補。700を超える投票所に約1万5000人の職員が配置された。上院は75人から成る国民議会(下院)と異なり政党から独立している。なお、下院選挙は2008年の2月か3月に行われる見通し。王族や宗教機関に直接関係のある人に選挙権はない。(c)AFP/Zarir Hussain

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