2007年12月30日、山東(Shandong)省曲阜(Qufu)の孔子廟を訪れた福田康夫(Yasuo Fukuda)首相。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO
【12月30日 AFP】(12月30日 一部更新、写真追加)中国訪問中の福田康夫(Yasuo Fukuda)首相は30日、訪れた山東(Shandong)省で中国との協力関係の強化を再強調し、日程最終日を締めくくった。
儒教の創始者・孔子の生誕地、山東省曲阜(Qufu)の孔子廟(びょう)を訪れた福田首相は、記者団に対し今回の訪中について「大変内容のある訪問だった」と述べた。中国指導者たちとの会談では、両国が協力すればそれぞれが単独でできることよりも多くのことができるという点で一致したと振り返った。
今回の福田首相の訪中で日中両国は、近年の緊張関係を緩和し、協力関係の構築に努めることを約束した。福田首相は北京(Beijing)で温家宝(Wen Jiabao)首相、胡錦濤(Hu Jintao)国家主席と相次いで会談し、貿易や気候変動などの分野におけるより緊密な協力関係づくりについて協議した。
東シナ海ガス田開発をめぐる溝を埋めることはできなかったものの、福田氏は9月の首相就任後初の訪中期間を通じ、近年不信感の続いた両国関係を一歩前進させようと積極的な姿勢を強調した。福田首相と温首相は緊密な関係をアピールするため、29日の会談の合間にキャッチボールも披露した。孔子廟で首相は「(両国の)協力関係がないと、いいことはない」と語った。
両政府は、2008年春に胡国家主席が訪日することで合意したことを発表した。2007年4月の温首相来日に続き、両国の首脳陣外交は頂点に達する。一方、東シナ海のガス田の共同開発については、日本側は解決を期待したが今回の首脳会談では進展は得られなかった。(c)AFP




