【12月21日 AFP】福田内閣が9月に発足してから約3か月。しかし、21日に発表された世論調査によると、内閣支持率は発足当初の53%から31%まで落ち込んでいる。

 朝日新聞が19、20の両日に実施した世論調査(有効回答939人)によると、今総選挙が実施されたと仮定した場合に、野党に投票するとの回答が与党に投票するとの回答を上回った。

 同新聞が1、2の両日に実施した調査では福田内閣の支持率は44%で、わずか3週間で大きく急落。不支持率は36%から48%に急上昇した。

 福田内閣の人気が急落した背景には、薬害C型肝炎訴訟への対応、防衛省前次官の収賄問題、年金問題などに対する国民の怒りがあるとみられる。

(c)AFP