【12月20日 AFP】中国国家予防腐敗局(National Bureau of Corruption Prevention)のウェブサイトが開設翌日の18日、システムダウンした。汚職のまん延で大量の苦情が寄せられたことが原因とみられる。国営新華社通信(Xinhua news agency)が19日伝えた。
国家予防腐敗局は今年9月に設置されたばかり。ウェブサイトは汚職行為に関する情報を収集するために開設されたが、アクセスが集中していたという。
新華社通信は「ウェブサイトの立ち上げに対する熱狂的な歓迎ぶりは、政府レベルの汚職に対して国民の不満が募っていたことを示している」と報じた。メッセージの多くが国家予防腐敗局の設置について祝福の言葉を伝える内容だったが、同局の役割について疑問を呈するメッセージも同程度あったという。
あるメッセージは「予防局を設置する意味があるのか。検査を受けない権力は汚職につながって当然だ。政治システムが変わらない限り、(腐敗予防に対する)いかなる取り組みもあまり成果を上げないだろう」と厳しい見方を示している。
「何の効果もないだろう。予防局のモラルにも疑問符を付ける必要があるかもしれない。何も期待していない」とのメッセージもある。
ウェブサイトは本名で投稿するよう呼び掛けているが、大半は仮名を使っている。「報復しないで」と書き添えたメッセージもあるという。
新華社通信によると、同局は汚職行為に関する情報を収集、分析するのみで、調査権限は与えられていない。(c)AFP
【関連情報】国家予防腐敗局のウェブサイト(中国語)
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