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安保理でコソボ最終地位をめぐる協議、打開策を見いだせず

  • 2007年12月20日 06:54 発信地:ニューヨーク/米国
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2007年12月18日、コソボ(Kosovo)自治州北部のミトロビツァ(Mitrovica)で、欧州連合(EU)による同地への警察要員派遣に反対し、抗議集会を開くセルビア人。(c)AFP/DIMITAR DILKOFF

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【12月20日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は19日、セルビア南部コソボ(Kosovo)自治州の最終地位をめぐり、セルビア政府のボイスラブ・コシュトニツァ(Vojislav Kostunica)首相およびコソボ自治州のファトゥミル・セイディウ(Fatmir Sejdiu)大統領と協議を行ったが、交渉の行き詰まりを打開することはできなかったことを明らかにした。

 欧米の安保理理事国を代表して会見したベルギーのJohan Verbeke国連大使によると、セルビアのコシュトニツァ首相とコソボ自治州のセイディウ大統領がそれぞれの立場について意見を述べたが、主権に関する根本的な問題で、両者の間に依然として見解の相違があることが明確になったという。また欧米の理事国は、コソボの現状について「持続不可能」との結論を下した。

 コソボ側は、米政府および欧州連合(EU)と連携して数週間以内には一方的に独立を宣言すると主張している。セイディウ大統領は、今後もセルビア政府との関係改善は求めるとしたが、独立については譲らなかった。

 これに対し、コストニツァ首相は、コソボの自治拡大を認める意向はあるが、同地はセルビアにとっても歴史的中心地であるため独立は認められず、一方的な独立宣言はいかなる場合も「無効」で、国連コソボ暫定統治機構(UNMIK)の設置を規定した国連決議1244に違反すると主張している。

 一方、セルビア政府を支持するロシアのビタリー・チュルキン(Vitaly Churkin)国連大使は、セルビア・コソボ両者の間で妥協案を探ることはまだ可能だとし、交渉の継続を訴えた。(c)AFP/Gerard Aziakou

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