2007年12月9日、リスボン(Lisbon)で開かれた欧州連合(EU)とアフリカ連合(African Union、AU)による第2回EU・アフリカ首脳会議の閉会式。(c)AFP/ERIC FEFERBERG
【12月10日 AFP】ポルトガルの首都リスボン(Lisbon)で開かれていた欧州連合(EU)とアフリカ連合(African Union、AU)による第2回EU・アフリカ首脳会議は9日、対等な協力関係を新たに築くことを誓約し閉会した。同会議では貿易やダルフール(Darfur)問題をめぐって意見が分かれたほか、ジンバブエのロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領が欧州を「傲慢だ」と非難する場面もあった。
議長国ポルトガルが「自由な議論が交わされた」と評した2日間の会議で、2大陸の首脳らは、両大陸間の関係を新たなステージへと引き上げる「Africa-EU Strategic Partnership(アフリカ・EU戦略的パートナーシップ)」協定に署名した。
首脳らは「伝統的関係から脱却し、平等と共通目的の追求を特徴とする真の関係を構築する」ことを明言。
また、会議後にはポルトガルのジョゼ・ソクラテス(Jose Socrates)首相が、「しばしばトラブルを巻き起こしてきた両大陸の歴史は、7年ぶりとなる首脳会議で新たな時代を迎えた」と評価した。
一方、ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は8日、ジンバブエのロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領に対し、これまで行ってきた人権侵害で、新しいアフリカのイメージを著しく傷つけていると非難。
これに対しムガベ大統領は9日、「ドイツ首相は(アフリカ連合よりも)ジンバブエについて熟知していると本当に思っているのだろうか。だとすればそれは、われわれがこれまで闘ってきた高慢である」と反撃した。(c)AFP/Amelie Bottollier-Depois