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米CIA、アルカイダ容疑者の尋問ビデオを複数破棄

  • 2007年12月07日 20:07 発信地:ワシントンD.C./米国
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米バージニア(Virginia)州ラングレー(Langley)の米中央情報局(CIA)本部で、床を清掃する作業員(2005年3月3日撮影)(c)AFP/Brendan SMIALOWSKI

【12月7日 AFP】米中央情報局(CIA)が国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)関連の容疑者尋問の様子を収録した複数のビデオテープを破棄していたことが明らかになった。米ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙が7日、報じた。

 同紙が現職政府高官の話として伝えたところによると、このビデオは2002年にアルカイダ工作員として身柄を拘束した容疑者に行った尋問の様子を録画したもの。尋問対象者は、CIAに拘束されたアルカイダ工作員第1号となったアブ・ズベイダ(Abu Zubaydah)容疑者などの2人とみられる。

 尋問ビデオの破棄が明るみに出たことについて、ニューヨーク・タイムズは、CIAは米議会や9.11調査委員会(September 11 commission)に対して適切な情報提供を行ってこなかったのではないかと疑問を投げかけている。

 一方、米CNNテレビが入手したCIA職員宛てのマイケル・ヘイデン(Michael Hayden)CIA長官の書簡によると、「尋問の詳細は調書として残されており、ビデオには情報価値がない。また、ビデオの保管規定もなくセキュリティリスクも伴うことから、CIA内部の判断で破棄処分にした」との処分理由が書かれていた。

 さらに、「(ビデオテープが)外部に流出すれば尋問に関わったCIA職員の身元が知られ、当該職員や家族をアルカイダやその支持者らの脅威にさらすことになる」との記載もあったという。(c)AFP

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