2007年11月30日、英ロンドン(London)のイラン大使館で記者会見する核問題交渉責任者のサイード・ジャリリ(Saeed Jalili)最高安全保障委員会(SNSC)事務局長。(c)AFP/LEON NEAL
【12月1日 AFP】英ロンドン(London)でイランの核問題交渉責任者サイード・ジャリリ(Saeed Jalili)最高安全保障委員会(SNSC)事務局長と、同国の核問題をめぐり土壇場の協議を行っていた欧州連合(EU)のハビエル・ソラナ(Javier Solana)共通外交・安全保障上級代表は11月30日、協議後の記者会見で、現状打開には至らなかったことを明らかにし「残念だ」と述べた。
ソラナ代表とジャリリ事務局長は、協議の継続については合意。ソラナ代表は、「おそらく今年中に電話で協議を行うが、状況が許せばその後直接会って協議することになるだろう」と明らかにした。
一方、ジャリリ事務局長は、今回の協議について「よかった」と感想を述べたが、その後イラン大使館で行った記者会見では挑戦的な態度を示した。
同事務局長は、イラン政府は国連(UN)による追加制裁の圧力があっても核開発は中止しないと述べ、これまでの制裁でもイランはウラン濃縮活動を続けてきたことに言及した。
また、同国の核開発を阻止しようとする試みは「受け入れ難い」とし、(核開発は)国際条約でも許可されていると主張した。(c)AFP/Robin Millard