【11月26日 AFP】中国を訪問中のフランスのニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領は26日、胡錦濤(Hu Jintao)国家主席と会談し、両政府は原子力、航空関連などの分野で300億ドル(約3兆2400億円)相当の契約を締結した。

 北京の人民大会堂で行われた調印式の前、サルコジ大統領は胡主席に対し「前例を見ない画期的な額の契約だ」と語った。

 仏原子力大手アレバ(Areva)のアンヌ・ローベルジョン(Anne Lauvergeon)最高経営責任者および航空機大手エアバス(Airbus)幹部の情報によると、成立した契約には、アレバから中国への第三世代原子炉2基、80億ユーロ相当(1兆2900億円相当)の売却や、エアバス機160機(約1兆6000億円)の売却などが含まれているという。(c)AFP