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スペイン国王の「黙れ」発言にチャベス大統領が反撃

  • 2007年11月14日 10:59 発信地:カラカス/ベネズエラ
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  • チャベス・ベネズエラ大統領をスペイン国王が「黙れ」と一喝
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2007年11月13日、ベネズエラの首都カラカス(Caracas)の大統領宮殿で、記者会見するウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領。(c)AFP/Juan BARRETO

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【11月14日 AFP】10日のチリの会議の席上で、フアン・カルロス1世(Juan Carlos I)スペイン国王から「黙れ」と一喝されたベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領は13日、「国王は横柄だ」と怒りをあらわにした。

 記者会見したチャベス大統領は「スペインとの関係を損ないたいとは思わないが、辛辣なことを言われて黙っているわけにはいかない。ベネズエラとその国家元首は尊敬されなければならないからだ」と語った。

■「スペインはごう慢」

 また「国王は、スペインのかつての植民地支配を象徴している」「スペインのごう慢は500年前に南米先住民を迫害したときから続いている」「国王は運が良かった。もし国王の言葉がわたしに聞こえていたら、何を言い返していたかわかったもんじゃない」などと語った。

 非難の矛先は、スペインのホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ(Jose Luis Rodriguez Zapatero)首相にも向けられた。チャベス大統領がスペインのホセ・マリア・アスナール(Jose-Maria Aznar)前首相を「ファシスト」と揶揄(やゆ)した際、サパテロ首相が「国民から選ばれた元首には敬意を払うべきだ」とやり返したからだ。

■ヒトラーまで持ち出す

「ヒトラー(Hitler)だって国民から選ばれた元首だ。だからといって誰もヒトラーを批判するなというのか?まったくばかげた話だ」(チャベス大統領)

 チャベス大統領はさらに、自分こそが犠牲者だと強調。「世間ではわたしが国王を攻撃したと思われているが、わたしは国王を見てもいないのだ」と語った。

■国王の一喝は「疲労」のせい?

 最後に、国王の激怒の原因は「疲労」にあるという持論を展開した。「国王は、前日の長時間にわたる会議の疲れとあいまって、わたしだけではなくボリビアのエボ・モラレス(Evo Morales)大統領、ニカラグアのダニエル・オルテガ(Daniel Ortega)大統領ら革命の同志たちの話を聞くことに飽き飽きしてかんしゃくを起こしたんじゃないか」

 また、「国王は『いい加減黙ったらどうだ(Why don't you just shut up?)』を、わたしではなく他の人々に向かって言っていた」との見方を示した。

 10日のイベロ・アメリカ会議(Ibero-American summit)の席で、チャベス大統領はスペインのアスナール前首相を「ファシスト」となじる発言を連発。暴言に耐えかねたカルロス1世国王は「いい加減黙ったらどうだ」と激怒し会場を途中退出した。(c)AFP

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