2007年11月11日、ヨルダン川西岸(West Bank)のラマラ(Ramallah)で行われた故ヤセル・アラファト(Yasser Arafat)元議長の没後3周年の記念式典に参加する人々。(c)AFP/DAVID FURST
【11月12日 AFP】パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)議長は11日、故ヤセル・アラファト(Yasser Arafat)元議長の没後3周年の記念式典に出席し、米国主催で開催予定の中東和平国際会議を平和への「歴史的機会」として歓迎した。
アッバス議長はヨルダン川西岸(West Bank)のラマラ(Ramallah)で、集まった数万人の聴衆を前に演説し、「来たる国際会議を歴史的機会ととらえて、成功に向けて努力し、中東の歴史に新たな1ページを開く」と語った。
米国は年内に同国メリーランド(Maryland)州アナポリス(Annapolis)で中東和平国際会議を主催する予定で、アラファト元議長が出席した前回の交渉から7年の空白を経て、中東和平プロセスの復活を目指す。
和平会議をめぐってはイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)が出席を拒否するなど、一部パレスチナ市民から過剰な譲歩を懸念する声が上がっているが、アッバス議長はパレスチナ市民の権利の堅持を公約。「国際法の下で保証されている市民の権利を堅持することによって平和を実現することがわれわれの選択だ」と述べた。(c)AFP/Nasser Abu Bakr