【11月8日 AFP】次期米国大統領選挙へ向けた2大政党の候補者指名争いで、民主党ではヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員、共和党ではルドルフ・ジュリアーニ(Rudolph Giuliani)前ニューヨーク市長が他候補に大きな差をつけて優勢とする世論調査の結果が発表された。 一方で両候補共に大きな弱点も抱えており、勝利への基盤が固まっているとはいえない。

 各州での予備選挙および党大会による両党候補者指名の序盤戦開始まで2か月を切る中、候補者同士の舌戦は激化しており、大統領選の様相はさらに複雑さを増している。

 民主党側ではクリントン候補が、2位のバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員に2けた台の差をつけ圧倒している。共和党側はジュリアーニ候補を数人の候補が追い上げている。(c)AFP