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スペイン国王の海外領土訪問で、モロッコが「植民地主義」を非難

  • 2007年11月07日 03:01 発信地:セウタ/スペイン
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2007年11月6日、北アフリカのモロッコと地続きのスペイン領メリリャ(Melilla)で、スペイン国旗を振り、国王フアン・カルロス1世(Juan Carlos)を歓迎する住民。(c)AFP/PEDRO ARMESTRE

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【11月7日 AFP】スペイン国王フアン・カルロス1世(Juan Carlos)が北アフリカのモロッコと地続きのスペイン海外領土セウタ(Ceuta)とメリリャ(Melilla)を訪問した。両地の領有権を主張するモロッコでは、「植民地主義」に対する非難の声が高まっている。

 5日にセウタ、6日にメリリャを訪問したカルロス国王とソフィア王妃(Queen Sofia)は、どちらの領土でも「スペイン万歳」、「ここはスペイン」などと歓声を上げる大勢の住民に歓迎された。その一方で、両国間の外交摩擦が起きており、モロッコ政府がマドリード駐在の大使を召還する事態となっている。

 モロッコ政府は大使召還に加え、同国王の海外領土訪問を「遺憾」と表明。また同国議会は5日、スペインの「占領」に対する協議を要求するとの強い声明を発表した。

 数世紀にわたりスペイン領土となっている両地をカルロス国王が訪問したのは、32年の在位期間において初めてのこととなる。

 スペインのホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ(Jose Luis Rodriguez Zapatero)首相はこの週末、損なわれた外交関係を修復するための努力を続け、両国間の関係は「今も良好」と主張した。

 サパテロ首相も昨年、両海外領土を訪問しており、1980年代初期以来となるスペイン首相の訪問は、同様にモロッコ政府の怒りを買った。

 セウタは1580年、メリリャは1496年からスペインの統治下にある。両領土とも地中海沿岸の戦略的に有効な立地にあるため、軍の基地が置かれている。(c)AFP/Mohamed Chakir

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