2007年11月5日、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸(West Bank)ラマラ(Ramallah)で会談するコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官(左)とマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長。(c)AFP/DAVID FURST
【11月5日 AFP】米国のコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)国務長官と、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長は5日、ヨルダン川西岸(West Bank)で会談し、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領の任期中に中東和平交渉で合意が交わされることへの期待を表明した。
ライス長官はアッバス議長との会談終了後、米国で開催が予定される中東和平国際会議が「足掛かり」となって、パレスチナ国家樹立のためのイスラエルとの交渉の道が開かれることを期待すると述べた。「(イスラエルのエフド・)オルメルト(Ehud Olmert)首相も昨日語ったように、ブッシュ政権に残された任期中に、目標を達成できる交渉が行われることを心から願う」と意欲を語った。
今年8回目の中東訪問中のライス長官は5日、パレスチナ高官との会談に終始した。年末に行われる米国主催の国際和平会議で、中東和平会談の完全再開を目指しており、「全員の目標がパレスチナ国家の樹立だ。われわれがしているすべてのこと、協議や会議といったすべての目標は可能な限り早く、独立したパレスチナ国家を確立することだ」と強調した。
一方、アッバス議長は記者会見で同和平会議について、日程は確定されていないが、準備は進んでいると述べた。「最終地位交渉を開始する準備が整ってきた。会議を、意味のある和平交渉を開始する真の機会に変えていく」と述べた。
会議開催場所には米メリーランド(Maryland)州アナポリス(Annapolis)が決定している。
アッバス議長はまた、2009年1月の任期終了までに和平合意を締結させるとするブッシュ大統領とライス長官の「決意」をたたえ、「オルメルト首相とも、和平を達成する真の機会が存在しているという認識で一致した。この機会を真剣にとらえていくことに期待している」と語った。(c)AFP/Sylvie Lanteaume