2007年11月4日、東京の民主党本部で辞表願提出について記者会見する小沢一郎(Ichiro Ozawa)党代表。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO
【11月5日 AFP】自民党との大連立樹立構想が党役員会で支持を得られず、混乱の責任を取るとして辞職願を提出した民主党の小沢一郎(Ichiro Ozawa)代表に対し、同役員会は5日、慰留に努めることを決定した。
民主党は5日、党本部で臨時役員会を開き、前日小沢代表から出された辞職願に関する対応を協議した。協議後、安住淳(Jun Azumi)民主党国対委員長は報道陣に対し、小沢氏の慰留に努める方針で一致したことを明らかにした。
小沢氏が慰留を受諾するか否かは明らかではない。過去10年間、繰り返し所属する党を乗り換えてきた小沢氏だけに、今回また与党にくら替えすることもありうるといった憶測も出ている。
福田康夫(Yasuo Fukuda)首相との党首会談後、小沢氏は首相から提出された自民党との大連立構想へ向けた協議を党内に持ち帰ったが、役員会に認められなかったことで「不信任を受けたことに等しい」と述べて4日、辞表を提出していた。同日の会見では「離党するとは今言っていない」と語った。
安住国対委員長は、小沢氏に慰留を求めても、大連立協議の受け入れはないと明言した。
民主党が過半数を獲得した7月の参議院選挙での勝利からまもない今回の小沢氏の辞職願提出は、混乱する政局にさらに波紋を呼んでいる。(c)AFP









