2007年11月4日、スペイン・マドリード(Madrid)近郊のTorrejon de Ardoz軍用空港で、記者会見を行う釈放された4人のスペイン人客室乗務員。(c)AFP/JAVIER SORIANO
【11月5日 AFP】(5日写真追加)フランスの援助団体「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」がチャドの子どもをフランスに密出国させようとしたとされる事件で4日、同日釈放された仏人ジャーナリスト3人とスペイン人客室乗務員4人がニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領と共に帰国の途についた。
サルコジ仏大統領と釈放された7人は、パリ(Paris)への帰国途上、スペイン・マドリード(Madrid)近郊の軍用空港に立ち寄り、同国のホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ(Jose Luis Rodriguez Zapatero)首相の歓迎を受けた。
サルコジ仏大統領は同日、チャドのイドリス・デビ(Idriss Deby)大統領と会談するため同国の首都ヌジャメナ(N'Djamena)を訪問していた。滞在時間は2時間だった。
「ゾエの箱舟」の仏人メンバー6人と仏人ジャーナリスト3人、スペイン人客室乗務員4人を含む欧州の17人とチャド人4人は、チャドで103人の子どもをフランスへ密出国させようとしたとして拘束されていた。
サルコジ仏大統領は、デビ大統領との会談後、残る6人の仏人メンバーについて仏国内での裁判を希望する意向を示すとともに、「ゾエの箱舟」の行動を「非常に間違った行為」だと非難した。
また、サルコジ仏大統領は、デビ大統領に対して深い感謝の意を示し、「感謝と友好」の証しとして2月に再度、チャドを訪問することを約束した。さらに、この事件がチャド・フランス両国の関係や、難民保護を目的とした欧州連合(EU)部隊のチャドや中央アフリカ共和国への派遣計画に影響を与えるものではないと強調した。(c)AFP


