2007年10月19日、ワシントンD.C.で演説を行う米大統領選挙の共和党候補、フレッド・トンプソン(Fred Thompson)元上院議員。(c)AFP/Getty Images/Mark Wilson
【11月4日 AFP】米大統領選挙の共和党候補、フレッド・トンプソン(Fred Thompson)元上院議員が選挙活動に使用している自家用ジェット機が、麻薬取引の前科があるビジネスマンによって提供されていたことが明らかになった。ワシントンポスト(Washington Post)紙が3日、ウェブサイトで伝えた。
ビジネスマンのフィリップ・マーティン(Philip Martin)氏はトンプソン元議員の側近でもあり、4人いる選挙事務所長の1人として選挙資金集めを手助けしている。
2人は1990年代初頭から親交があり、選挙運動員らはマーティン氏を「トンプソン空軍(Thompson's Air Force)」長官と冗談で呼んでいるという。
トンプソン候補は、マーティン氏のセスナ(Cessna)560で頻繁に移動することにより10万ドル以上を節約できたことになる。9月の選挙資金の法律改正までは、大統領選の立候補者は、ジェット機の貸し主に実際の経費のほんの一部を返済するだけで済んでいたからだ。
同紙によると、マーティン氏は1979年に11ポンド(約5キロ)のマリフアナを売ったことを認めている。
また、1983年には賭博、コカイン不法取引と共同謀議、および保護観察違反で罪に問われ、同氏は3万ドル(約350万円)相当のコカイン取引計画を含むコカイン不法取引を共謀した罪を認めて保護観察期間が継続された。
トンプソン元議員は、共和党候補の指名争いでルドルフ・ジュリアーニ(Rudolph Giuliani)前ニューヨーク市長やミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事と共に上位3位に食い込んでいる。(c)AFP