2007年11月2日、都内の外務省で会談後、質問に答える日本首席代表の佐々江賢一郎(Kenichiro Sasae)外務省アジア太洋州局長(右)とクリストファー・ヒル(Christopher Hill)米国務次官補(左)。(c)AFP/Toru YAMANAKA
【11月2日 AFP】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議で米首席代表を務めるクリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補は2日、北朝鮮が公約を守りすべての核計画を申告すれば「来年にも」非核化が終了する可能性があるとの見通しを示した。
北朝鮮は6か国協議の合意に基づき、来週初めにもプルトニウム再処理施設の無能力化を開始する。合意では併せてすべての核計画を完全申告することが定められているが、ヒル次官補は「最初の申告は数週間以内になされるだろう」と述べた。
「最初の申告を受理したうえでさらに協議したい内容を指摘し、年末までに全員が一致できる形での完全申告の提出を受ける」と説明した。
北朝鮮は年内に核施設の無能力化と高濃縮ウラン計画も含めたすべての核計画を申告することになっている。北朝鮮は高濃縮ウラン計画を行っているとの疑惑がある。
韓国首席代表の千英宇(チョン・ヨンウ、Chun Young-Woo)外交通商朝鮮半島平和交渉本部長との会談後、ヒル次官補は「このリストの提出内容を検討することで核無能力化に弾みがつき、来年中にも全行程を終了できるよう願っている」と語った。
またヒル次官補は、無能力化を監督するため米専門家チーム9人が2日午後か3日にも寧辺(ニョンビョン、Yongbyon)の核施設に向かうことを明らかにした。(c)AFP/Park Chan-Kyong