2007年11月2日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のラマラ(Ramallah)で、ともに金曜礼拝に参列するマフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)自治政府議長(右から3人目)とイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)指導部のナセル・シャエル(Nasser Shaer)氏(左から2人目)ら。(c)AFP/PPO
【11月2日 AFP】パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)議長とイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)の指導部が2日、ヨルダン川西岸(West Bank)のラマラ(Ramallah)の議長府で会談した。PLO主流派ファタハ(Fatah)のアッバス議長とハマスとの直接対話は、ハマスによる6月のガザ地区(Gaza Strip)制圧以降、初めてとなる。
議長府によると、会談にはファタハ側からアッバス議長、ハマス側からは同党派の第1次政権で副首相を務めたナセル・シャエル(Nasser Shaer)氏、Farraj Rumana氏、Hussein Abu Qweik氏ら3人が出席した。
アッバス議長はこれまで、ガザ地区の統治権を返還しない限りハマスとのいかなる対話にも応じない姿勢を示していたが、会談の2日前にRumana氏らがハマスはヨルダン川西岸も支配下に置こうとの野心はないと表明したことから、会談に応じたものとみられる。
一方で、今週初めにはハマスの一派が「アッバス議長を倒しヨルダン川西岸も制圧する」と宣言している。(c)AFP