関連情報アルゼンチンで女性大統領誕生
2007年10月28日、ブエノスアイレス(Buenos Aires)で夫のネストル・キルチネル(Nestor Kirchner)大統領を同行し手を振るクリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル(Cristina Fernandez de Kirchner)候補。(c)AFP/PRESIDENCIA DE LA NACION
【10月29日 AFP】アルゼンチンの大統領選は28日投票が行われ、現大統領夫人のクリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル(Cristina Fernandez de Kirchner)上院議員(54)の当選が確実になった。
フェルナンデス氏はネストル・キルチネル(Nestor Kirchner)現大統領夫人。国内では1946-1952年にファーストレディだったエバ(エビータ)・ペロン(Eva Peron)さんの再来とも言われるが、国外では前米大統領夫人のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員になぞらえられることが多い。
自身は政治家としての自らの実績を強調する。大統領も夫人を積極的に応援しており、フェルナンデス氏は同大統領の民主主義路線を融和的に推し進めると見られている。
2人は1970年代に大学で出会って結婚、共同で法律事務所を開設した。フェルナンデス氏は6年にわたり地元議員を務めた後、1995年に上院議員として国政に進出、下院に転じた後に2001年に上院で再選され、2003年に夫を大統領に当選させる上でも大きな役割を果たした。
社交が苦手で独断的と見られることもあった大統領とは対照的に、フェルナンデス氏は交渉力と演説の手腕で頭角を現した。政治的には中道左派ながら、企業寄りの姿勢も見せ、経済の基礎的条件を重視し、米国との関係修復に努めている。
一方で、権威主義的でごう慢との評もあり、高価なファッションやジュエリー、メイクを好む姿勢はメディアで「アルゼンチンのイメルダ・マルコス(Imelda Marcos、元フィリピン大統領夫人)」と揶揄(やゆ)されることもある。
12月からは、これまでファーストレディとして4年間暮らした大統領府のローズハウス(Rose House)で大統領としての執務を開始する。そうなれば南米のメディアはヒラリー・クリントン議員のことを、米国のフェルナンデスと呼ぶようになるかもしれない。(c)AFP/Marc Burleigh






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