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トルコ外相がイランを訪問 クルド武装勢力への軍事行動に温度差

  • 2007年10月28日 23:39 発信地:テヘラン/イラン
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2007年10月28日、イランの首都テヘラン(Tehran)で開かれたイランのマヌチェフル・モッタキ(Manouchehr Mottaki)外相(右)との共同記者会見で発言するトルコのアリ・ババジャン(Ali Babacan)外相。(c)AFP/ATTA KENARE

【10月28日 AFP】イランを訪問したトルコのアリ・ババジャン(Ali Babacan)外相は28日、イラク北部を拠点にするクルド人武装組織、クルド労働者党(Kurdistan Workers' PartyPKK)に対し軍事行動をとる可能性があると述べたが、イラン側はトルコの軍事行動に対する明確な支持を表明しなかった。

 ババジャン外相はイランの首都テヘラン(Tehran)で行われたイランのマヌチェフル・モッタキ(Manouchehr Mottaki)外相との会談後、トルコ政府は、同国東部で一連の攻撃を行っているPKKとの戦闘では、いかなる選択肢も排除していないと述べた。

 ババジャン外相は「われわれには幾つかの選択肢がある。外交的手法を用いることもできるし、武力に訴えることもできる」と語り、軍事行動を排除しない姿勢を改めて示した。さらに、「トルコ国民の忍耐は限界に近づいている。我々はこの脅威との戦いに対する支援をすべての友好国に要請する」と付け加えた。

 一方、モッタキ外相は、トルコ政府のPKKに対する攻撃を支援するか否かについては、「さまざまな方策があり、両国の協力関係により問題ができるだけ早く解決することを望む」と非常にあいまいな返答をするに止めた。

 イラク政府当局者によると、イランのマハムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領とイラクのヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相は、事態は外交的手段で解決可能との見方で意見が一致したという。

 イランの国営メディアによると、イランのアフマディネジャド大統領はイラクのジャラル・タラバニ(Jalal Talabani)大統領およびトルコのアブドラ・ギュル(Abdullah Gul)大統領と電話で会談し、イラク北部の「テロリスト」を激しく非難したという。

 イランのモッタキ外相は29日にシリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領と会談するほか、コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官が11日にアンカラを訪問してトルコ政府高官との会談が予定されているなど、この問題に関する各国の外交活動が活発化している。 (c)AFP/Farhad Pouladi

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