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オバマ候補、攻撃的な討論でクリントン候補に挑む

  • 2007年10月28日 17:54 発信地:ワシントン/米国
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米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で演説を行う、2008年米大統領選の民主党候補、バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員(左)とヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員(2007年9月17日撮影)(c)AFP/MANDEL NGAN

【10月28日 AFP】米アイオワ(Iowa)州デモイン(Des Moines)で27日、対話集会が開かれ、2008年米大統領選の民主党候補、バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員は、同党でもっとも高い支持率を誇るライバル候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員が重要な政策課題についての考えをあいまいにしているとして非難した。2008年の大統領選は、アイオワ州で最初に州の予備選挙が行われる。

 クリントン候補は、オバマ候補は大統領になるには経験が少なすぎると非難したのに対し、オバマ候補の選挙事務所によると、同氏は大統領候補者は自分の立場を米国市民に説明する必要がある、社会保障制度を保護するのと同様に基本的なことだと思うと述べ、「方向性を明確にできなければ、国を率いることはできない」とクリントン候補に反論したという。
 
 オバマ候補はクリントン候補に大きく差をつけられ、より積極的な選挙活動をする必要性に迫られており、27日付けのニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙でもクリントン候補とより直接的に対決する姿勢を強調している。

 オバマ候補は26日に行われた同紙によるインタビュー取材の中で「ほとんどの人は、クリントン候補の政策を正確に知らないのではないか」と話した。同候補はクリントン候補は社会保障制度およびイラクやイラン問題についての見解を明らかにしていないと指摘し、「今後改革が必要となる課題について、米国民に自身の立場をただちに明確に示す必要がある。本選挙の際に攻撃の対象になることを恐れてあいまいな立場をとるべきではない」と述べた。

 来年1月からの予備選挙を控え、オバマ候補は社会保障制度に対するクリントン候補の立場を取り上げたが、同制度は今まさに困難を極めている問題だ。長期的な資金不足が問題となっている年金制度は、保守派層から支給額の減額や民営化、さらには制度の廃止が求められている。

 オバマ候補は、「もちろん、お茶を濁しているのは彼女だけではない。ワシントンではこの問題については回答してはならないと考えられている」と認める。

 オバマ候補はまた、クリントン候補は好き嫌いの分かれる人物だとし、保守・改革両派の票を得て2008年11月の大統領選で共和党候補を破って勝利できないとの見解を示した。

「民主党予備選挙では非常に有利に働くことは、本選挙では不利に働くというのが通説だ。彼女が新たに票を大量に獲得すると考える人はいないだろう。彼女に対する共和党支持者らの考えを変えることは現実的と思わない」

 一方、クリントン候補の選挙事務所は同紙に、オバマ候補が優位を得るために自身の提唱する「希望の政治(politics of hope)」の政治路線を放棄し、否定していた「個人攻撃」に転じたと非難している。(c)AFP

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