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露大統領、東欧のミサイル防衛をキューバ危機に例えて批判

  • 2007年10月27日 14:49 発信地:マフラ/ポルトガル
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2007年10月26日、ポルトガルのマフラ(Mafra)で記者団の質問に答えるウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領。(c)AFP/ALEXANDER NEMENOV

【10月27日 AFP】ロシア・欧州連合(European UnionEU)首脳会議のためウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領は26日、訪問先のポルトガル・マフラ(Mafra)で記者会見し、米国が東欧への配備を計画しているミサイル防衛システムについて、1962年のキューバ危機を例にあげ「ロシアへの脅威だ」と批判した。大統領は一方で、かつての冷戦時代の緊張は繰り返されてはならないとの見方も示した。

 プーチン大統領は「1960年代に起きた今回と同様の状況について考えてほしい。ソビエト連邦がキューバにミサイルを配備しようとしたことで、各国に緊張が走った」と発言。「このような緊張がもはや存在しないことは喜ばしいが、これはロシアが欧米諸国との関係を大きく改善したためだ」との考えを示した。

 ロシアの戦略ミサイル部隊の司令官は、プーチン大統領によるこの発言に先立ち、ロシア政府が短・中距離ミサイルの生産を関係国への通知直後に開始することは可能と発言していた。

 米国は、イランなどによるミサイル攻撃を想定し、これを迎撃するためのミサイル防衛システムの関連設備をポーランドとチェコに配備する計画を進めている。

 これに対しロシア政府はこれまで、ミサイル防衛システムが事実上ロシアを標的とするものだと反発してきた。プーチン大統領は25日、米国を名指しして、ロシア国境近くで同国への脅威を引き起こしていると非難している。

 米国政府はロシアが東欧のミサイル防衛をキューバ危機になぞらえて、米国を非難したことについてコメントしていない。

 1962年10月のキューバ危機では、東西の緊張が頂点に達し、核戦争の危機を招いた。(c)AFP/Dario Thuburn
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