2007年10月26日、エルサレム(Jerusalem)で会談したイスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相(左)とパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)議長。(c)AFP/GPO/AVI OHAYON
【10月27日 AFP】イスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相とパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)議長は26日、エルサレム(Jerusalem)で会談し、来月予定されている米国を交えた交渉で、即効力があり内容を伴う合意に至るよう両者が努力することで一致した。両首脳の会談は今月2回目。
両者は中断された和平交渉を進めるために11月に予定される3者協議で交渉の合意を目指すが、両首脳はこれに先立ち合意文書を起草する交渉担当幹部らとともに2時間半にわたって会談した。
イスラエル政府のMiri Eisin報道官は「両者は内容のある合意文書を早急に作成することで一致した」と発表。
同報道官は、両者は和平計画の実行へ向けた努力の重要性を認識し、3者会議でも協議することで合意したと述べた。
本格的な和平交渉は7年間中断しており、交渉再開の足がかりとなる3者協議の日程はまだ決まっていない。
国際協議のもと2003年6月に採択された和平案はほとんど実行されておらず、これに盛り込まれたパレスチナ国家樹立の目標期日はすでに経過している。
パレスチナ自治政府ではサエブ・アリカット(Saeb Erakat)交渉局長が同日、ヨルダン川西岸(West Bank)で会見し、アッバス議長とオルメルト首相が「和平計画の第一段階を両者共同で即時実行するよう努力することで合意した」と発表した。
両者の協議の進展とは裏腹に、パラスチナ自治区のガザ地区(Gaza Strip)ではこの日も衝突が発生し、パレスチナ人戦闘員5人が死亡、イスラエル軍兵士2人が軽傷を負う今月に入って最悪の一日となった。(c)AFP/Ron Bousso