【10月26日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は25日、大規模な山火事が発生したカリフォルニア(California)州を視察し、山火事の消火活動と被災地の再建への支援を被災者らに約束した。

 被害の大きかった地域を上空から視察した後、被災地に降り立ったブッシュ大統領は「現場に来たのは、被災者の声を聞き、対応するためだ」と語り、今回の素早い訪問は、2005年のハリケーン「カトリーナ(Katrina)」への対応が遅れたことへの反省かとの質問に対しては、「歴史が判断することだ」としてはねつけた。

 ブッシュ大統領は、アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)カリフォルニア州知事や消防士らと共にEscondido地区の焼失した住宅の前でコメントを発表し、被災者に対し、「未来に希望をもってもらいたい。政府はできる限りの支援を行っていく」と述べた。(c)AFP