【10月25日 AFP】コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官は25日、下院外交委員会でイラン情勢について証言を行い、同国の核開発およびテロ支援が米国の国家安全保障に対する唯一最大の脅威となる可能性を指摘した。

 ライス長官は「イランの政策が、おそらく中東および全世界における米国の安全保障問題に対する唯一最大の脅威となると懸念している」と述べた。

 これに先立ち、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領も、イランが核保有国となれば「第3次世界大戦」も起こりうると警告しており、ライス長官は米政府がイラン核問題終結に向けた協議に引き続き関与していくことを明らかにした。(c)AFP