【10月24日 AFP】23日、世界各地12都市にある中国大使館周辺で、ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんへの連帯を示す抗議デモが行われる。

 デモが予定されているのはロンドン(London)、パリ(Paris)、ベルリン(Berlin)、ダブリン(Dublin)、ウィーン(Vienna)、シドニー(Sydney)、ワシントンD.C.(Washington D.C.)、トロント(Toronto)、ニューヨーク(New York)、ブラジリア(Brasilia)、バンコク(Bangkok)、ケープタウン(Cape Town)の各都市。

 国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)やBurma Campaignなどの援助機関が合同で主催する。デモ参加者はスー・チーさんのお面をつけ、ミャンマーの囚人が着用する白い服を着て手足を拘束された姿で抗議するという。

 関係者は「最近の民主化要求デモにもかかわらず、スー・チーさんや他の政治犯が解放される兆しはない。中国がスー・チーさんの解放の鍵を握っている。中国政府はミャンマー軍政による抑圧に反対する行動に直ちに支持を表明しなければならない。言葉だけでは軍事政権の考えを変えることはできない」と述べた。(c)AFP