2007年10月20日、ベイルート(Beirut)の大統領官邸に到着した欧州各国の外相ら。(c)AFP/ANWAR AMRO
【10月21日 AFP】フランスとイタリアおよびスペインの外相らは20日、長期にわたって暗礁に乗り上げている大統領選の実施に向けた事態打開を目的に、ベイルート(Beirut)でレバノン政治勢力の指導者らと会談した。
レバノンを訪れたのはフランスのベルナール・クシュネル(Bernard Kouchner)外相、イタリアのマッシモ・ダレーマ(Massimo D’Alema)外相、スペインのミゲル・アンヘル・モラティノス(Miguel Angel Moratinos)外相の3人。3人は野党ヒズボラ(Hezbollah)のナビ・ベリ(Nabih Berri)レバノン議会議長および欧米の支持を受けるフアド・シニオラ(Fuad Siniora)首相と会談。3外相はまた、キリスト教マロン派の有力指導者Nasrallah Sfeir師などとも面会するという。
レバノン議会は現在、11月24日で任期の切れるエミール・ラフード(Emile Lahoud)現大統領の後任を選出するため、23日の召集に向け準備を進めている。本来は、9月24日に予定されていたが、与野党の不協和により延期するに至っている。23日の話し合いも失敗に終わるのではないかとの懸念が広まっている。
今回の訪問についてダレーマ外相は、危機の打開の事態の進展に向けた欧州の支援の意思を象徴したものだとの見解を示した。(c)AFP/Jocelyne Zablit