2007年9月10日、カナダ、トロント(Toronto)で行われた、第32回トロント国際映画祭(32nd Toronto International Film Festival)に出席したジミー・カーター(Jimmy Carter)元米大統領。(c)AFP/Getty Images Philip Cheung
【10月11日 AFP】ジミー・カーター(Jimmy Carter)元米大統領は10日、米CNNのインタビューに対し、現政権は拘束したテロ容疑者に国際法で禁じられた拷問を行っていると批判した。
カーター元大統領は、米政府は拷問を許容していると思うかとの質問に対し、「そのようなことはない」と語った。
カーター元大統領は、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush's)米大統領が前週発表したテロ容疑者に対する拷問を否定する声明について「世界人権宣言(Universal Declaration of Human Rights)が採択されて以来、約60年にわたって尊重されてきた拷問に関する国際規範に照らすならば、この声明は正確ではない。しかし、「人権」や「拷問」という言葉に独自の定義を与えて、それらに違反していないということはできるだろう」と述べ、ブッシュ政権を批判した。
また、ブッシュ大統領はうそをついているのかとの質問に対し、「ブッシュ大統領は、わたしたちがしてきたことに独自の定義を与え、テロ容疑者の拷問を許可している、ということは言える」と述べた上で、拷問は国際法違反だと言明した。
米ホワイトハウス(White House)は、カーター元大統領の発言内容をはねつけ、拷問の事実をあらためて否定した。(c)AFP