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リー・クアンユー氏、「ミャンマー軍政は経済政策において全くの無能」

  • 2007年10月10日 23:39 発信地:シンガポール/シンガポール
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2007年6月10日、ミャンマー最大の都市ヤンゴン(Yangon)の建設現場でセメントを運ぶ少年。(c)AFP

【10月10日 AFP】「ミャンマーの軍事政権指導者たちは経済政策に関しまったく無能。いつまでも政権を支配するとは思えない」-シンガポールの初代首相であり現顧問相のリー・クアンユー(Lee Kuan Yew)氏が、軍政に対する抗議デモで揺れるミャンマーの政府を痛烈に批判した。

 シンガポールの英字日刊紙ストレーツタイムズ(Straits Times)に10日掲載された談話でリー顧問相は、最近のミャンマーの混乱を誘発したのは、ミャンマー政府の浪費が原因といえると指摘。実質上の最高権力者、タン・シュエ(Than Shwe)国家平和発展評議会(SPDC)議長の娘が最近あげた贅を尽くした結婚式を、国民の反感材料の例として挙げた。

 「軍事政権の高官たちには経済感覚がまったく欠如している。多くの天然資源に恵まれているミャンマーの経済がどうすれば現在のような困窮状態に陥るのか分からない」。リー顧問相は自身、小さな島国であるシンガポールを、経済後進地域の一港湾都市国家から、アジアでも有数の経済国へと急速に変革する過程の先峰に立った。「(ミャンマーの軍事政権指導者が)いつまでも生き残ることができるとは思わない」。

 ミャンマーは世界の最貧国の一つだが、その国土は天然ガスや鉱物などの資源に恵まれている。 

 リー氏は、ミャンマーの軍情報局の局長を務めたキン・ニュン(Kyin Nyunt)元首相を通じて同政権に働きかけ、インドネシアのスハルト(Suharto)政権同様、軍職を辞して文民政党を創設するよう説得したという。

 リー氏がミャンマー軍事政権の中で「最も知性派」だと評価しているキン・ニュン氏は2004年に軍政に解任され、その後汚職容疑で拘束された。 (c)AFP

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