2007年9月30日、中国の北京(Beijing)で開かれた6か国協議で、北朝鮮の金桂冠(キム・ゲグァン、Kim Gye Gwan)外務次官(左)、米国のクリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補とともに共同声明を発表する中国の武大偉(Wu Dawei)外務次官(中央)。(c)AFP
【10月10日 AFP】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の合意文書に基づき、米国の核査察専門家チームが9日、北朝鮮に向けて出発し、北朝鮮核施設の無力化に向けて、重大な局面を迎えた。
当局者によると、8人で構成される専門家チームは、核兵器に使用できるプルトニウムを製造可能な寧辺(ニョンビョン、Yongbyon)の核施設で無能力化のプロセスを開始するという。北朝鮮はちょうど1年前、同国初の核実験を行っている。
専門家チームは北京(Beijing)経由で、11日にも平壌(ピョンヤン、Pyongyang)入りするとみられている。米国務省のショーン・マコーマック(Sean McCormack)報道官によると、専門家チームは北朝鮮に約1週間滞在し、次のチームに引き継ぎを行う。
北朝鮮は前週、6か国協議の「初期段階措置」によってすでに閉鎖されている寧辺の実験用原子炉と2つの核施設の無能力化を年内に完了することに合意している。(c)AFP/P.Parameswaran