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【10月7日 AFP】イラクのサドル師派の指導者ムクタダ・サドル(Moqtada al-Sadr)師とイラク・イスラム革命最高評議会(Supreme Iraqi Islamic Council)、SIIC」の指導者アブドルアジズ・ハキム(Abdel Aziz al-Hakim)師が6日、過去数年にわたる対立関係に終止符を打つことを目指す協定を結んだ。
2003年の米軍主導のイラク侵攻以来、サドル師派は1000人規模の民兵組織・マハディ軍(Mahdi Army)の活動を通じてイラクで最強のシーア派グループとして都市部を中心に勢力を拡大してきた。一方、ハキム師率いるSIICも最大規模のシーア派グループであり、連立与党の重要な支持基盤とされる。両派はこれまで、シーア派内の勢力争いからしばしば武力衝突を繰り返してきた。
今回合意した協定についてハキム師は声明で、「両派の関係強化、イスラム教的価値観と国益の追求」を目指し3項目について合意に至ったと発表した。第1項目として、「どのような場合にあっても、イラク人の血を守り尊重することが求められる。流血はあらゆる法と道徳に反する」と述べ、イラク人の犠牲を増やさないことを掲げた。第2項目として、両派内の秩序安定を目的として、両派が傘下に置くメディア統合と文化的統合の取り組み、第3項目として地方支部との間で共同委員会を設立することが掲げられている。
サドル師派政治部の最高幹部Liwa Sumaysim氏も今回の協定合意の事実を確認し、「今回の合意は名誉を重んじた結果もたらされたものだ。特に、互いに相手方の構成員や一般のイラク人の血を流す行為を禁じたことが重要だ」と述べた。
SIICの広報部門を統括するHamid al-Saadi氏は声明の中で、「イラクにとって重要な時期に友好的な精神を共有した」ことが今回の合意をもたらしたとし、イラクの発展と統一維持のためには国内の派閥やグループが協調することが必要だと述べた。
サドル師とハキム師は、共に何世代にもわたってイラクの政治と宗教に深く関わってきた家柄の出身。(c)AFP/Ammar Karim
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