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6か国協議の合意文書採択難航も「非核化進展に影響なし」

  • 2007年09月30日 14:30 発信地:北京/中国
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2007年9月28日、6か国協議に向かう途中、北京(Beijing)のホテルで渡された書類に目を通す米主席代表のクリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補(左)。(c)AFP/TEH ENG KOON

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【9月30日 AFP】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議は4日目の30日、各国代表らは次の段階措置に関する合意文書が採択されない可能性を示した一方で、採択の有無にかかわらず、核施設の無能力化は進展するとの見方を示した。

 米主席代表のクリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補は宿泊しているホテルから協議に向かう際、記者団に対し、「(共同)合意文書が採択できるかは分からないが、前進する方法は分かっている。次の段階にすべきことは明確だ」と語った。

 中国、南北朝鮮、米国、ロシア、日本の代表は29日、北朝鮮の核施設の無能力化と核計画の完全申告に関する文書の作成に向け調整に入った。

 韓国首席代表の千英宇(チョン・ヨンウ、Chun Yung-Woo)外交通商省平和交渉本部長は30日早く、記者団に対し、「何を申告し、何を申告しないかで意見の相違があり、合意文書が採択されない可能性がある」としながらも、「合意文書の有無は、将来の非核化手順には影響しない」と語った。さらに、北朝鮮代表の金桂冠(キム・ゲグァン、Kim Kye-Gwan)外務次官が合意文書の有無にかかわらず、合意どおり非核化措置を履行することを明確にしたと付け加えた。

 中国政府当局者らによると、30日午前に北京で北朝鮮に対する経済・エネルギー支援に関する担当者レベルの会合が開かれ、続いて2国間協議が開催されたという。これらの協議は同日中には終了する予定で、進展が期待される。

 29日の協議の出席者の1人は、無能力化すべき核施設が寧辺(ニョンビョン、Yongbyon)の5メガワット級実験用黒鉛減速炉その他2つの燃料製造プラントの3つに絞り込まれたと、協議の進展を強調した。建設中の2施設の解体は除外されたという。

 ヒル国務次官補は、核施設の無能力化を監視するために、専門家チーム派遣の可能性について参加各国で協議していることを明らかにした。「無能力化を継続すれば、明らかにさらなる専門家チームが必要となるだろう」

 進展の兆しとして、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush) 大統領は29日、2月の6か国協議で合意した2500万ドル(約29億円)相当の5万トンの重油支援の実施を承認した。(c)AFP/Jun Kwanwoo

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