2007年9月25日、ニューヨーク(New York)の国連(United Nation、UN)本部で開催中の国連総会(UN General Assembly)で演説するイランのマハムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領。(c)AFP/DON EMMERT
【9月27日 AFP】イランのマハムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領が国連総会(UN General Assembly)でイランの核開発問題に関する議論は終了したと発言したことに関し、ニコラス・バーンズ(Nicholas Burns)米国務次官(政治担当)は26日、「残念だが、この問題は終わっていない」と述べ、この発言を退けた。
バーンズ国務次官は、アフマディネジャド大統領に対し「イラン政府が、国連安全保障理事会(UN Security Council)の意思に反し、イランのナタンツ(Natanz)で核開発を進めているという事実を国際社会が忘れると思っているのであれば、大きな間違いだ」と語った。
国際原子力機関(International Atomic Energy Agency、IAEA)との協議を前にアフマディネジャド大統領は25日、イランの核開発問題に関し、国連総会で「政治問題としては解決済み」と語るとともに、核問題解決に向けての行動計画を合意しているIAEAの監督下および「国際法の枠内で」扱われるべき問題だとの見解を示していた。さらに「30年前からわが国に敵対的な姿勢をとっている大国は、単純な法的問題を大げさな政治問題にしようとしている」と語り、暗に米国を非難した。(c)AFP