【9月26日 AFP】(9月27日一部更新)軍事政権に対する僧侶らの大規模なデモが続くミャンマーの最大都市ヤンゴン(Yangon)で26日、武力鎮圧に乗り出した治安部隊とデモ隊との衝突で少なくとも僧侶3人が死亡した。軍政情報筋が匿名を条件に明らかにした。

 この匿名の情報提供者によると僧侶3人のうち1人は、兵士から力づくで銃を取り上げようともみ合った際に、銃が発砲して死亡し、残る2人は殴打により死亡したという。

 犠牲者の人数はヤンゴン市内の仏塔シュエダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda)周辺で起きた衝突に関する公式な報告書に基づいた数字だという。シュエダゴン・パゴダはミャンマーの聖地で、僧侶らによるデモの拠点となっている。(c)AFP