2007年5月19日、ドイツの首都ベルリン(Berlin)近郊のWerderで開かれた主要国(G8)首脳会議の財務相会議で記者会見を行うアレクセイ・L・クドリン(Alexei L. Kudrin)新副首相兼財務相(当時は財務相)。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL
【9月25日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は24日、ビクトル・ズプコフ(Viktor Zubkov)新首相起用に伴う新閣僚の顔ぶれを発表した。閣僚の大半が留任する一方、財政立て直しに成果を上げたアレクセイ・クドリン(Alexei Kudrin)財務相が副首相兼財務相に昇格した。
大統領後継候補と目されるセルゲイ・イワノフ(Sergei Ivanov)、ドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)両第1副首相は留任した。最近の世論調査では、プーチン同様KGB(旧ソ連国家保安委員会)出身のイワノフ氏がメドベージェフ氏を支持率で上回っている。
クドリン氏は2000年に財務相に就任後、1990年代後半に始まった財政混乱を立て直してインフレの監視体制を構築しており、今回の副首相兼財務相への昇格はその功績が評価されたものと見られる。同氏の手腕は西側諸国の金融界でも高く評価されている。
また、セルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相が留任したため、外交政策の方向転換はないと見られる。
ワシントンD.C.の保守系シンクタンク「ヘリテージ財団(Heritage Foundation)」のアナリストは、「だれが大統領になるにせよ、自分に忠実な人物を起用したいものだ」と話し、ロシア国民は新政府を来年3月の大統領選までの暫定政権と見ていると述べた。(c)AFP/Nick Coleman
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