【9月24日 AFP】イランのマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領は、23日に放映された米CBSテレビのインタビューの中で、イランは核兵器を必要としておらず、米国との戦争への道を突き進むつもりはないと語った。

 同大統領は、イランの核計画は国際原子力機関(IAEA)の査察を受けて平和的に行われていると主張した上で、「われわれが核爆弾を必要としていないことに感謝すべきだ。そんなものは必要ない。爆弾の必要性がどこにある?」と述べた。

 さらに、イランの核計画の意図を疑う米国との戦争の可能性については、「何の根拠がある?なぜ戦争をする必要がある?」と一蹴(いっしゅう)。核計画は極めて透明性が高く、一切隠し立てはしていないと述べ、「爆弾の話はもう過ぎたことだ」と付け足した。

 アフマディネジャド大統領は、国連総会(UN General Assembly)に出席するため、23日中にニューヨーク(New York)に到着する予定だ。(c)AFP