2007年9月19日、エルサレム(Jerusalem)でイスラエルのツィピ・リブニ(Tzipi Livni)外相との共同記者会見に臨むコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官。(c)AFP/GALI TIBBON
【9月20日 AFP】イスラエルを訪問中のコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官は19日、イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)を米国にとっての「敵対する存在」だと発言した。同国のツィピ・リブニ(Tzipi Livni)外相との会談後に共同記者会見で語ったもの。
これに先立ち、イスラエル政府もハマスが支配するガザ地区(Gaza Strip)について「敵対する存在」と明言し、ロケット弾攻撃に対する報復として、電気や燃料などライフラインの供給停止準備を進めている。
一方で、イスラエルの報復措置が150万人のガザ地区住民を人道的危機的状況に追い込むのではないかとの懸念も生じている。ガザ地区では、3か月前のハマスによる権力掌握以来、1年以上続いていた経済援助の凍結やイスラエルによる完全封鎖状態によって住民の間に動揺が広がりつつある。
この問題に対し、ライス長官は「米国は無実のパレスチナ人を見捨てるようなことはしない。人道的支援ができるようあらゆる努力を行う」と語る。
一方、リブニ外相は、ライフラインの供給停止は「ガザ地区の人道的状況に一切影響を与えない」との見解を示し、「イスラエル政府は政府の法律顧問の助言に基づいてこの決定を下しており、国際法に基づいている」と語った。(c)AFP


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