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「対イラン戦争」めぐる仏外相発言に露外相が憂慮表明

  • 2007年09月19日 06:37 発信地:モスクワ/ロシア
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  • イランの核問題をめぐる仏首相の発言
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2007年9月18日、モスクワ(Moscow)の共同記者会見でセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)露外相の話を聞くベルナール・クシュネル(Bernard Kouchner)仏外相(右)。(c)AFP/NATALIA KOLESNIKOVA

【9月19日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は18日、核問題をめぐり対イラン戦争勃発(ぼっぱつ)の可能性を示唆したフランスのベルナール・クシュネル(Bernard Kouchner)外相の発言について懸念を表明した。クシュネル外相は訪露中。

 ラブロフ外相は「イランに対する軍事行動が真剣に検討されているとする複数の報道があるが、そのようなことになれば中東地域に対する影響は計り知れない」と語り、ロシア政府の憂慮を強調した。

 クシュネル外相はイラン核問題解決のため、より厳格な制裁措置の実施を呼びかける一方で、この問題で仏露両国の立場には違いがあるとの認識も示している。また同外相は「戦争回避のため、あらゆる努力を行う必要がある」と強調。「戦争は起こりうる最悪の事態だ」とした上で、対話継続の必要性を訴えた。

 クシュネル外相は16日、対イラン戦争勃発の可能性を示唆し、「国際社会はこれに備える必要がある」と発言して物議を醸したが、後に発言の趣旨が歪曲(わいきょく)されているとしてマスコミを批判していた。対話重視を強調する今回の発言には、騒動を沈静化する狙いがあるものとみられる。

 一方、イランのマハムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領はクシュネル外相の発言について「非現実的だ」とのコメントを発表し、イラン攻撃の可能性があるとの見方を退けている。(c)AFP/Karim Talbi

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