2007年9月4日、シドニーで、アジア太平洋経済協力会議(Asia-Pacific Economic Cooperation、APEC)首脳会議に出席するジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領の到着に先立ち、抗議デモを行う人々。(c)AFP/Anoek de Groot
【9月5日 AFP】アジア太平洋経済協力会議(Asia-Pacific Economic Cooperation、APEC)首脳会議出席のため、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領が4日午後にシドニーに到着した。同市ではオーストラリア史上最大規模の治安維持作戦が展開されている。
同市ではAPEC開催中の治安維持のため、警察官約3500人と、軍のテロ対策部隊および特殊部隊1500人が展開しており、また、市内には全長5.5キロに及び、金属とコンクリート製のフェンスが張り巡らされている。
ブッシュ大統領の到着に先立ち、「Stop Bush Coalition」と呼ばれる反戦グループは、同市で小規模な「不歓迎式典」を行い、一連の抗議デモを開始した。デモは8日にクライマックスを迎え、2万人以上が参加して街を行進する。
ただし、警察当局は、同市中央部に位置する在豪米国領事館前を通過するこの行進を許可した場合、治安上重大な脅威にさらされるとして、行進の許可について法廷で争う構えを示している。
一方、気候変動活動家のグループも、3日連続で抗議デモを行い、APEC参加国に対し地球温暖化に影響する温室効果ガスの排出量削減に向け措置を講じるよう要求している。APECには温室効果ガスの世界3大排出国、米国、中国、ロシアも参加している。(c)AFP/Neil Sands