2007年9月3日、オーストラリア・シドニー(Sydney)で開かれるアジア太平洋経済協力会議(Asia Pacific Economic Cooperation、APEC)を前に、パース(Perth)の空港に到着した中国の胡錦濤(Hu Jintao)国家主席。(c)AFP/Tony ASHBY
【9月4日 AFP】中国の胡錦濤(Hu Jintao)国家主席は3日、アジア太平洋経済協力会議(Asia Pacific Economic Cooperation、APEC)の開催国、オーストラリアに到着した。
胡主席は7日間の日程で同国を公式訪問、好況に沸く中国経済を支える鉱物資源の必要性を中心に議論するとみられる。
胡国家主席や、同行した楊潔チ(Yang Jiechi)外相、薄熙来(Bo Xilai)商務相を乗せた飛行機は、現時時間午後6時25分(日本時間午後7時35分)、オーストラリア西部の都市パース(Perth)に到着した。
胡国家主席は、3日にアラン・カーペンター(Alan Carpenter)西オーストラリア(Western Australia)州首相が開く夕食会の主賓になるとみられる。翌4日には、パース近郊のAustralian Resources Research Centreを訪れ、英豪資源最大手BHPビリトン(BHP Billiton)によるプレゼンテーションを聞く予定。
中国はオーストラリアの第2位の貿易相手国で、オーストラリアは中国の第9位の貿易相手国。2006年には、両国間の貿易額が、2005年比20%増の329億ドル(約3兆8000億円)にのぼっている。
APEC首脳会議の開催地であるシドニー(Sydney)訪問を前に、胡国家主席は4日、首都キャンベラ(Canberra)を訪れる。
チャイナ・デーリー(China Daily)紙によると、今週中には胡国家主席とオーストラリアのジョン・ハワード(John Howard)豪首相の会談が予定されており、両国は、貿易、エネルギー、鉱物資源をめぐる取引協定を締結する予定だという。
アジアのある外交官は、シドニーでAFPに対し、APEC首脳会議でまとめる予定の気候変動に関する声明内容をめぐり、中国が欧米諸国と対立することが予想されると語った。(c)AFP