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マレーシア独立50周年、盛大な祝典を開催

  • 2007年08月31日 20:11 発信地:クアラルンプール/マレーシア
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2007年8月31日未明、クアラルンプール(Kuala Lumpur)でマレーシア独立50周年を祝うアブドラ・バダウィ(Abdullah Ahmad)首相(右)とナジブ・ラザク(Najib Razak)副首相(左)。(c)AFP/TENGKU BAHAR

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【8月31日 AFP】マレーシアは31日、英国からの独立50周年を迎え、前夜から祝祭ムードが高まっている。都市部ではマレーシア社会を構成するマレー系、中国系、インド系住民の飾り付けがあふれ、多民族間の融和をアピールした。首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)市内には、クラクションを鳴らし「Merdeka(独立、の意)!」と叫ぶ車両が夜通し行き交った。

 31日、クアラルンプールの独立広場(Independence Square)では、小中学校の生徒や退役軍人によるパレードが行われた。また、上空では戦闘機による航空ショーが繰り広げられ、ヘリコプターからは色とりどりの旗がつり下げられた。

 市内の広場は、マレーシア国旗を手に平和と統一をたたえる愛国歌を口ずさむ人々で埋め尽くされた。警察発表によると、6万人の人出があったという。

 式典を見学に訪れたサラワク(Sarawak)州の公務員の男性(43)は、「幸福と誇りを感じる。独立100周年の式典にも参加したい」と話した。

 しかし、マレーシアは現在、多民族国家としてのアイデンティティーの問題を抱えている。

 アブドラ・バダウィ(Abdullah Ahmad)首相も、30日に行われた前夜祭の記念演説でこの問題を取り上げ、国民にマレーシア人としての国民意識を持つよう訴えた。

 しかし、一方で独立に複雑な思いを示す人々もいる。

 野党民主行動党(DAP)のリム・グアンエン(Lim Guan Eng)書記長は、独立50周年に際し「独立時の溢れる希望は幻滅と失望にとって代わられた」との声明文を発表。

 グアンエン書記長は声明で、マレーシアにおける言論と信仰の自由に疑問を呈した。

 マレーシアはイスラム教徒を筆頭に、キリスト教徒、ヒンズー教徒、仏教徒が入り乱れる多宗教国家でもある。

 同国の最高裁は今年5月、キリスト教への改宗を法的に認めるよう求める元イスラム教徒の女性による訴えを退けた。

 また8月初頭にも、国歌をラップ調の替え歌で歌う自身のビデオを公開した男性が、扇動罪の容疑で当局の事情聴取を受けている。

 マレーシアは1957年8月31日、マラヤ(Malaya)連邦として独立。その後1963年に連邦国家マレーシアとなった。(c)AFP/M. Jegathesan

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