中国北東部の遼寧省(Liaoning)瀋陽(Shenyang)で、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の第2回非核化作業部会2日目の協議を終えた(右から)米首席代表クリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補、北朝鮮の李根(リ・グン、Ri Gun)外務省米州局長、中国代表の武大偉(Wu Dawei)外務次官(2007年8月17日撮影)。(c)AFP/TEH ENG KOON
【8月28日 AFP】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の米朝国交正常化作業部会の開催準備が進められる中、北朝鮮は28日、労働党機関紙の労働新聞(Rodong Sinmun)の中で、「6か国協議で合意した核施設廃棄を、米国の政策が脅かす恐れがある」とけん制した。
同紙は「米国が北朝鮮への敵対政策を継続しつつ、6か国協議で成果を得られると考えているのであれば、残念ながら間違いを犯している。米国が行っている韓国での大規模軍事演習は、北朝鮮に対する軍事的脅威であり、6か国協議を危機にさらすだけだ」として、現在韓国で実施されている米韓合同軍事演習を激しく非難した。
米国は軍事演習について純粋に防衛目的のものだと主張しているが、同紙は「『平和』という傘をかぶり、北朝鮮を標的にした卑劣な軍事作戦を隠ぺいしている」と批判する。
軍事演習は20日から12日間の日程で、侵略を受けた場合を想定したコンピューター・シミュレーションを中心に行われており、約1万人の米兵が参加している。
米国は27日、第2回米朝作業部会が9月1、2の両日に行われると発表していた。(c)AFP