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党首のスキャンダル発覚でも野党が優勢 豪の世論調査

  • 2007年08月21日 17:41 発信地:シドニー/オーストラリア
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2007年7月27日、インドネシアのバリ(Bali)島を電撃訪問した際に、同島デンパサル(Denpasar)で記者会見するジョン・ハワード(John Howard)オーストラリア首相。(c)AFP/SONNY TUMBELAKA

【8月21日 AFP】オーストラリアン(Australian)紙は21日、同紙が実施した首相にふさわしい人物に関する世論調査の結果を発表し、野党党首が飲酒関連のスキャンダルが発覚したにもかかわらず、現職を引き離して支持を集めていることが分かった。

 調査は17日から19日の3日間、1152人を対象に電話で行われた。その結果、オーストラリア労働党(Australian Labor PartyALP)のケビン・ラッド(Kevin Rudd)党首が46%の支持率を得て、ジョン・ハワード(John Howard)首相の39%を上回った。

 調査最終日の19日には、ラッド氏が4年前に公務で訪米した際にストリップバーに行って泥酔したことが発覚し、ラッド氏自身も支持率の低下を予測していた。

 一方、オーストラリア準備銀行(Reserve Bank of Australia)が前月、金利を0.25%増の6.5%へ引き上げたことを受けて、前回2004年の選挙で「低金利の維持」を公約に当選したハワード首相は有権者の反発は避けられないとしていた。

 今回の調査では有権者がスキャンダルより経済に重点を置いていることが分かった。

 ただし、ハワード首相はオーストラリア放送協会(Australian Broadcasting CorporationABC)に対し「選挙戦はまだ始まったばかりだ」と述べ、年内に行われる見通しの総選挙まで形勢逆転の時間は十分あると自信を示した。

 また、「この国では選挙前と選挙当日で、国民が候補者に対する判断を大きく転換させることがこれまでに何度もあった。選挙が近づくにつれ、支持率は逆転することを確信している」と主張した。

 ハワード首相は、ラッド氏のスキャンダルを漏洩した人物については心当たりがないとし、任務遂行能力に直接影響しない限り、政治家の私生活はゴシップの対象にされるべきではないと強調。

 そのうえで、自身の自由党(Liberal Party of Australia)党員に対しラッド氏の経済政策手腕のみを追及するよう求める意向であることを明らかにし、「党員には常にラッド氏の経済計画の欠陥を指摘し、追及するよう指示している。わたしの考える限り、重要なのはそれだけだ」と政策手腕で争う姿勢を示した。(c)AFP

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