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パキスタン大統領、ブット元首相と連立を模索か

  • 2007年08月20日 19:39 発信地:イスラマバード/パキスタン
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2007年8月14日、パキスタンの首都イスラマバード(Islamabad)で独立記念日の演説を行うペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領。(c)AFP/PRESS INFORMATION DEPARTMENT

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【8月20日 AFP】パキスタンから亡命中のベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相が、ペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領と政治協定を結び、9年ぶりに同国の政界に返り咲く公算が強まってきた。

 ブット元首相とムシャラフ大統領は7月27日、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビ(Abu Dhabi)でひそかに会談し、連立政権の可能性について協議した。米国は「テロとの戦い」における主要同盟国であるパキスタンに対する政治的支持基盤を広げられる動きとして、歓迎する意向を示している。

 ブット氏にとって陸軍参謀長でもあるムシャラフ大統領との協定締結は、リスクを伴う恐れもある。

 政治評論家のハサン・アスカリ(Hasan Askari)氏はAFPの取材に応じ、「この協定の成否は、ブット氏の率いる党(PPP)および彼女自身の政治的将来を断ち切る恐れもある」と警告。「ブット氏は米国がムシャラフ氏に働きかけ、パキスタンへの帰国および権限分割を後押ししてくれるかどうかに頼っている」と語る。

 一方、ムシャラフ政権の周辺では、今年行われる総選挙前にPPPと合意を交わすことについて反対する声があがっている。

 アスカリ氏は、ムシャラフ大統領が現在の議会で大統領に再選されるためにPPPの票は必要ないと分析する。「大統領選は9月15日から10月15日の間に行われるが、ムシャラフ大統領が望んでいるのは、大統領選の時点でPPPが他の野党と距離を置くことだけだ。ひとたび続投が決まれば、ブット氏に対して甘い顔はしないだろう」(アスカリ氏)。ムシャラフ大統領は今年の11月15日に任期切れを迎える。

 一方で、ブット氏が帰国するためには、自身と夫のアシフ・アリ・ザルダリ(Asif Ali Zardari)氏にかけられている汚職嫌疑を晴らす必要がある。またブット氏が首相に就任するためには、ムシャラフ大統領が課した首相の3期目就任禁止規定を撤廃する必要もある。(c)AFP/Rana Jawad

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