米バージニア州(Virginia)ラングレー(Langley)の中央情報局(CIA)本部の床に記されたCIAの紋章(2005年3月3日撮影)。(c)AFP/Brendan SMIALOWSKI
【8月10日 AFP】米中央情報局(CIA)の付属機関、National Clandestine Service(NCS)の責任者が8日、退任に際して初めて身元を明かし、国籍と本名を公表した。
身元を公表したのは、プエルトリコ出身のホセ・ロドリゲス(Jose Rodriguez)氏。ロドリゲス氏はNCSのトップ。身元公表を決意したのは最近のことだという。
CIAのマイケル・ヘイデン(Michael Hayden)長官は、テロ対策など30年間にわたるロドリゲス氏の功績をたたえ、実力でNCSのトップに就任した人物として高く評価した。
CIA関係部局の責任者の大半は一般に知られているが、ロドリゲス氏は現在の職務に就任した際にも匿名のままだった。消息筋によると、ロドリゲス氏本人が匿名での就任および就任後も身元を隠すことを選んだのだという。
ロドリゲス氏は、犯罪および麻薬対策の分野でCIA幹部の地位を築き、NCS配属以前の2002年から2004年まではCIAのテロ対策センターで責任者を務めた人物。
今回身元を明かしたとはいえ、ロドリゲス氏については不明な点が多く、年齢さえ分かっていない。従事した海外任務についても、依然として秘匿されている。
ヘイデン長官は今後、「(ロドリゲス氏は)NCSの責任者として情報活動の重要問題について公の場で話す機会も出てくるだろう」と語る。また、ロドリゲス長官の後任については「順調に人選が進んでいる」と話している。(c)AFP



