2007年8月7日、板門店(Panmunjom)で開幕した「経済・エネルギー協力」作業部会に出席する、北朝鮮核問題をめぐる6か国協議の各国代表。(c)AFP/KIM JAE-HWAN
【8月7日 AFP】北朝鮮核問題をめぐる6か国協議の「経済・エネルギー協力」作業部会が7日、南北朝鮮の軍事境界線にある板門店(Panmunjom)で、2日間の日程で始まった。
議長を務める韓国の千英宇(チョン・ヨンウ、Chun Yung-Woo)外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長は、「板門店で国際会議が開催されるのは初めて」と歴史的な意味合いを強調した上で、「北朝鮮の核放棄のプロセスとともに、冷戦の名残である軍事境界線の解消についても話し合われるべきだ」と語った。
同作業部会は、北朝鮮が初期段階措置の「寧辺(ニョンビョン、Yongbyon)の核施設の停止・封印」を7月に履行したことを受け、「次の段階」の「核計画の申告と既存の全核施設の無能力化」とその見返りについて協議する。
北朝鮮は初期段階措置履行の見返りとしてすでに韓国から重油5万トンを受け取っているが、「次の段階」履行の見返りには、重油95万トン相当のエネルギー支援のほかに、日朝・米朝国交正常化も検討されている。
作業部会ではまた、北朝鮮へのエネルギー輸送方法についても協議する。同国は深刻な電力不足に陥っているだけでなく、大量の重油を処理する設備も整っていない。(c)AFP